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<< October 2017 >>
ずっと放置しておりまして…
はい、また懲りずに復活しました。
これからも、好きなものに偏って更新を続けたいと思います。
今の「好き」は、Cirque du Soleil!
もう目標は設定せずに、書きたいときに書きたいものを!
ブログ名は(仮)の筈だったのですが、
もう、いいです、ずっと仮免のままで(笑)
そんなグダグダなブログです。
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TOTEM!!!!! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その7

書き出したら、思い出すこと、お伝えしたいことが
あとからあとから湧いて出て、
なかなか終わらなくなってしまっています。
でも、ショーレポート編は、この回で終了の予定…です。

さて、いよいよ最終演目のロシアンバーも終わり、
ショーはエンディングへと向かうのですが、
その前に、もう一人、大事なキャラクターのご紹介を。

それは、"Crystal Man"という、
全身をきらきら輝くクリスタルに覆われた謎の存在。
たぶん、このショーで最も重要な役割を担うキャラクターで、
公式サイトでは「宇宙からやってきて、地球上の生命を
(進化させるために?)刺激する存在」と紹介されています。
つまり、進化の"ミッシングリンク"を埋める存在…かな、と
個人的には解釈しました。
途中、その謎の解明に繋がるような、彼自身の
気になる動きや変化があったので、いろいろと考えてみたのですが、
やっぱり、その存在は謎のまま…。
クリスタル・マンの正体と、存在の意味を考えることが、
次にTOTEMを観るまでの、私の宿題となりました。

さて、トーテムのエンディングは、
皆で踊ろう!!的な、明るく楽しいものです。
このボリウッド風?振付を覚えて、一緒に踊ったら楽しさ倍増間違いなし!
(私は覚えて行って、心の中と、それから手の振りだけで
すごくちっちゃく踊ってみました。モチロンお隣に迷惑かけない範囲で、ですが)
サルティンバンコでも、エンディングでバロック達だけは踊りますが、
トーテムでは、本当に出演者全員がダンス!なので、
会場全体も、非常に盛り上がります。

そう、楽しいんですけど、これ踊ったらショーが終わってしまう…
という寂しさだけは、どうしようもありません。
手を振りながら、晴れやかな笑顔でステージを去るアーティスト達に
手が痛くなるほどの拍手を送って、
とても満ち足りた、でもとても寂しい気持ちで、会場を出ました。

2回目のショーを観終わって外に出ると、辺りはすっかり夜。

きっとまた、どこか違う空の下で、
TOTEMを観ることが出来ますように、と念じながら、
青と黄色の鮮やかなテントを、暫く別れ難く眺め、
それでも足りなくて、何度も何度も後ろを振り返りながら、
やっとテントを後にしたのでした。

…さよなら、またいつか!!


"かっぱ、TOTEMへ行く!" おしまい!! 


☆★☆

いつもながら、無駄に長いショーレポート、
お付き合い頂き、ありがとうございました!

実は、私の周囲にはシルク好きの友人知人もおらず、
サルティンバンコやトーテムを観に行っても、
帰ってから「ねぇ、聞いて聞いて!」と話せる相手が殆どおりません。
一人でショーを観に行くのは、平気なのですが、
感動を伝えられる話し相手が居ないのが、ちょっと寂しい今日この頃。
同じシルク好きの方々と、お会いする機会などがあったら、
参加してみたいな〜と思ったりするのですが、
色々制約があって、それもなかなか叶いそうにありません…(涙)

かといって、一方的、且つ熱いシルクトークを
周囲の友人に敢行してしまったら、どん引きされるのは目に見えているので、
この場やtwitterを借りて、色々お話させて頂いております。
こんな自己満足の個人的備忘録ですが、
少しでも楽しんで頂けていれば、とてもとても嬉しいです。

☆★☆

ショーレポートはこれにて終了ですが、
番外編で会場のこと、座席のこと、
一度だけ体験したVIP ROUGE(=特別セレブテント!)、
色々買ってしまったTOTEMグッズのこと等々、
まだまだ色々トーテムネタがあるので、
続けて書いてみようと思っています。ひっぱります!(笑)
こちらにも、お付き合い頂けたら嬉しいです!

| TOTEM | - |
TOTEM!!!! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その6

さて、いよいよTOTEMの最終演目、"Russian Bars"なのですが、
私には「素晴らしかった!!!」以外の感想を書くのは無理です(笑)
結局現地滞在3日の間、ショーは6回観たのですが(←はい、バカです::)
何回観ても、現実に観ている気がしなかったくらい、夢の時間でした…
もちろん、ちゃんと記憶に残っていますし、
何度ジャンプをしたか、数えられる位の意識はありました。

会場で買ったパンフレットによると、トーテムのロシアンバーチームは、
現在10人で構成されているようで、フライヤー(跳躍する人)は3人。
2003年、トランポリンの世界選手権、国別団体競技で、
ウクライナ代表の一人として参加、3位の経歴を持つ、
ジャン・ヨルダノフさん。
2001年、”第二のオリンピック”ともいわれるワールドゲームズで、
アクロ体操(2〜4人で行うバンキンみたいな、とても面白い競技です)
男子ペアの部で3位になった、アレクセイ・ルズベニーさん。
お2人とも、2004年に来日した「アレグリア2」にも出演されていました。
(アレクセイさんはTVシリーズ"Solstrom"にも出演しています)
そして、同じ「アレグリア2」でリトル・タミールを演じていた、
現在17歳のトーテム最年少アーティスト、ニキータ・モィセェエフさん。
彼はロシアン・バーの生みの親、モィセェエフコーチの息子さん。
もちろん、全員が2010年のモンテカルロ・サーカスフェスティバルに出ていた
フライヤー達なのです。

このショーで、ロシアンバーのアーティスト達が扮しているのは、
"Cosmonauts"、つまり宇宙飛行士。
彼等は、このパフォーマンスで、
宇宙空間において、重力から解放された人間の姿を表現します。

マヤ文明の文様などをモチーフにして製作されたという衣装は、
体にフィットするボディスーツですが、よく見ると、首からデコルテにかけての
模様には、子安貝が縫い付けてあったり、胴の部分にも、
小さな鏡のような反射材が縫い付けてあったり…非常に細かい作りです。
また、ブラックライトの下と、スポットライトの下では、違った柄に見えるように
工夫されていたり、この衣装だけで、充分EVOLUTIONを感じてしまいます。
因みに、TOTEMのコスチュームデザイナーは、
映画"マトリックス"シリーズを手掛けたキム・バレットさん。

今回、ワシントンで観た6回のパフォーマンスは全て同じ構成で、
4種類のフォーメーションを観ることができました。
圧巻はトリの大技、ジャンさんのソロジャンプ!
上の画像のように、ポーターが放射状に担いだ三本のバーを移動しながら、
11連続の素晴らしい跳躍をみせてくれました。
ジャンプの高さにとても余裕がるので、割と安心して観ていられる
彼等のパフォーマンスですが、でも幅15僂離弌爾肪綯呂辰董
どれだけの運動神経とバランス感覚…!? まさに神業です。
(普通の人にとっては、バーの上を真っ直ぐ歩くだけでも相当難しいはず)
最前列から観たときは、そのジャンプの高さに驚き、
10列目から観たときは、回転やひねりの速さ、美しさに驚き、
彼等を支えるポーターの力の入れ具合、そして、かなりの負荷のかかる中、
バー上のフライヤーの姿勢を微調整するように小さく移動する
ポーターの動きにも気付いて、ポーターの働きの重要さも再確認しました。

ポーターにも「アレグリア2」の頃からずっとこのチームにいる方が
4人も残っています。
本名がそのまま役名になった、タミール・エルデネサイカンさん。
そう、"Alegria"のオリジナルのタミール役!
もちろん、DVDのタミール役も彼です。上の写真でも体型でわかりますね!
他にも、アレクセイさんとアクロ体操でペアを組んでいて、
たぶん、一緒にシルクに入ったと思われるアナトリ・バラヴィコヴさん。
フライヤーのアレクセイさんのお兄さんのニカライ・ルベズニーさん。
アレクセイ・ブイニャコヴさん。
そして「アレグリア2」の時は、アクロバットのコーチとしての来日で、
舞台に立つことはなかったと思うのですが、
なんとこのトーテムでは、モィセェエフコーチもポーターの一人として
舞台に立っていらっしゃいます!アクロバットのパフォーマーとしては、
シルクのなかでは最高齢…辺りではないかと思います。
私にとってはロシアンバーの神様、アレキサンダー・モィセェエフさん。
舞台の上でのお姿を拝見できて、本当に嬉しかったです。
ロシアンバーを創って下さってありがとうございます、と
両手を合わせて拝みたいくらいでした(笑・心のなかで合掌しました)

本当に安定したパフォーマンスを見せるチームで、
私が観た6回中はもちろん、落下は1回もなかったですし、
何より、飛ぶ姿勢がとても綺麗なのです!
指の先まで神経の行き届いた美しい演技で、
本当に、ワシントンまで行ってよかった、と心から思える
素晴らしいパフォーマンスを観せて頂きました。
私がワシントンに行った際は、金・土・日の3日間で、
何と7回の公演が行われていたのですが(土曜日のみ1日3回公演)、
このハードスケジュールのなかでの、あの安定感…!
素晴らしすぎます…

ただ、欲を言えばきりがないのですが、
全部で8種類あるはずの彼等のフォーメーションの
半分しか観ることができなかったのは、やはり残念でした。
なかでも、アレクセイさんのソロジャンプ、ニキータさんのソロジャンプ、
そして3人揃っての、3バーでのシンクロが観たかったです…(涙)
もちろん、ハードな公演の毎日で、フルパフォーマンスを望めないことも
理解しているつもりです…公演は競技と違って毎日のものですから、
いつも安定したパフォーマンスを観客に観せることが重要なのですよね。
観たかった別のフォーメーションは、次の楽しみにとっておくことにします。

アレクセイさんのソロは、モンテカルロのエンジェルズのパフォーマンスの
トリを飾った大技で、平行に担がれた3本のバーを移動する連続ジャンプ。
このとき、彼が、バー上でざわついた客席を鎮めるようにゆっくりと
片手を客席に向かって差し伸べ、それからニコリと微笑むのですが、
こんな緊張感溢れる局面で、その艶やかな笑顔を作れるなんて!と
驚きとともに魅了され、以来、すっかり彼の大ファンです…///

↑ 記念にアレクセイさんと同じポーズ(?)で記念撮影!ハァァしあわせ〜//////

ニキータさんは成長期でもあり、また、この夏に立派に卒業されたものの、
ついこの前まで、シルク内学校に在学中の学生さんでもあったので、
舞台をお休みしていることもあったようなのですが、
(怪我じゃなければよいのですが;;;)
私が観た全ての公演では、跳躍こそ観られなかったものの、
舞台上にはしっかりいらっしゃって、パフォーマンスに参加していたので、
今回は、彼の姿を観られただけでもラッキーでした。

このチームのパフォーマンスが、世界のどこかで披露されている日々が
一日でも長く続きますようにと願ってやみません。
どうぞ、お体に気を付けて、頑張って頂きたい…!
日本の片隅から、いつも声援を送っています。
そして、再び、彼等のパフォーマンスを観ることができますように。
…また新しい目標が出来ちゃいました(笑)

ところで、舞台上で宇宙飛行士の後方に浮かぶ地球は、
シルク・ドゥ・ソレイユの創設者、ギー・ラリベルテさんが
宇宙に行った際に撮ってきた地球の姿なのだそうですが、
私には、それがとても示唆的に思えました。
ギーさんは、宇宙を旅した自分の姿を、
この宇宙飛行士たちに重ねているのかな、とか
いつか、シルクが地球を飛び出して、
宇宙でパフォーマンスする日を夢見ていたりするのかも…と、
そんなことも想像してしまいました。

無重力の中を、ゆっくりと泳ぐように舞台から去っていくCosmonauts.
彼等に託されたヒトの未来と、サーカスの未来が
これからも輝き続けますように、と
祈りにも似た気持ちで、その背中を見送ったのでした。

…もう一回、つづく!! 


*アーティストさん達のお名前のカタカナ表記は、
 日本版パンフレットのキャスト表に書かれてあったものを
 そのまま使っています。
 …あまり馴染みのない海外の名前、特にヨーロッパ圏とか、
 中国や韓国の方々の漢字を英語表記にしているときとか、
 カタカナにするの難しいですよね…;;
 
 

| TOTEM | - |
TOTEM!!! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その5

…Saltimbanco編のように長くならず、サクッと書くつもりだったのですが、
やっぱり話が長くてスミマセン…;;説明下手なんです、よく言われます(涙)
お付き合い頂いている方々、どうもありがとうございます!!

さて、TOTEMにも他のシルクのショーと同じように、
クラウンをはじめ、様々なキャラクターが登場します。
でも、クラウン&キャラクターの存在も、
他のショーとひと味もふた味も違います。

今回のクラウンは、自意識過剰、女の子大好き、自分はもっと大好き、な
イタリアン伊達男(イタリアン・ツーリストと呼ばれているようです)。
このステレオタイプ?で、空気読めない困ったヒト、でも憎めない
イタリアンを演じているのが、本物のイタリアンというのが可笑しいです。
クラウンはもう一人いるのですが(こちらはフィッシャー・マン)、
この方は、ショーの間中、一言もしゃべりません。
でも見事な芸を披露します!
この二人のクラウンの在りようも、とてもユニークだとな思いました。

そしてやっぱり…シモネタって万国共通の鉄板ネタなのですねぇ(笑)
日本ではどうやって笑わせるのか…
なかなか難しい問題かもしれないのですが、
来日の際はぜひ頑張って頂きたい!!

また、それぞれの演目が、今までの他のショーよりも、
明確なストーリーに則って作られているように感じたので、
パーフォーマーが全員キャラクターのように
はっきりとした個性を表現するように演じられている、とも思いました。

TOTEMのガイドである"Tracker"や"Scientist"も、
キャラクターであると同時に、各々の演目を持っていますし、
更に!ミュージシャン達も、深くショーの進行に関わります。
…KOOZAでミュージシャン達がバタクランから
全く出てこなかったため(ドラムだけはは目立ちましたけど)、
ミュージシャン贔屓の自分的には大変残念でしたので、
TOTEMでのミュージシャン達の活躍は大満足!!

TOTEMの音楽は、ネイティブアメリカン的な音やリズムや
言語をベースにしながらも、インド、アジア、アラブ、スペイン、イタリア…
そして'60s Surf Rock風?!まで幅広く、時に切なく、
時に底抜けに楽しく、変幻自在に聴かせてくれます。
楽器の特徴としては、打楽器と笛(フルートもリコーダーも使っているよう)。

このショーのミュージシャンズは、個人的に物凄くツボで、
衣装もとてもカッコイイし(クラッシックな軍服
+ネイティブアメリカン風アクセサリーmix)、
シンガーも男女2人ずついて、それぞれの個性が全く異なるので
(パンフレットに"Singer"として紹介されているのは
男女一人ずつですが、TOTEMのアルバムのクレジットによると、
ミュージシャンの中にボーカルも務める男女が
もう一人ずついらっしゃいます)、非常に多彩です。
女性の衣装もセクシー&ゴージャスで素敵!

そして、ステージから降りてきたり、キャラクターと絡んだりと大活躍!
後半オープニングでの"Toreador"の場面、
ミュージシャンブースから出てきた彼等ををじっくり眺めるチャンスでもあるし、
トラッカーの雰囲気や"Devil Sticks"も素晴らしいし、
なにより、この時ボーカルを務める男性ミュージシャン
(ドラム&パーカッションを担当されていますが、
この場面ではアコースティックギターを弾いています、多才!)の
歌声がセクシーで!////聴き惚れました///////

大好きなミュージシャンズの魅力全開で、
どこ観たらいいの〜!?で始まる後半ですが、
ここで、ロシアン・バーと同じくらい楽しみにしていた
"Fixed Trapeze Duo"を観ることができて
とても嬉しかったです。
(丁度、私が観賞した日が、オリジナルのペアが抜けた後に
新しいペアが入って初舞台!というタイミングだったようなのです。
もうワシントンでは、このアクト観られないかも…と、
半ば諦めていたので、超ラッキー!でした!!)

この"Fixed Trapeze Duo"は、揺らさないトラピスです。
(このパートは"Love Birds"とも呼ばれています)
一人乗りより、ちょっと長いバーのブランコの上で繰り広げられる、
男女ペアによる超絶アクロバット!練習風景の映像など観た時も
「ヘェェェッ!!??ブランコの上でこんなことができるの!?」と
驚愕だったのですが、生で観て、高さの実感が加わると
さらに迫力&驚愕・・・
いくら下にマット敷いてるからって、頭から落ちたらどうするの〜!?と
心配になる場面満載で、ハラハラドキドキ、超スリリング!
それで、初々しい男女の(鳥の)恋物語を演じているので、スリリング倍増!
ちょっとタイミングがずれたたけで、即、命に関わるような危険と
隣り合わせのトラピス上で、こんな愛らしいストーリーを演じられるなんて…!
いや、可憐で危険。素晴らしいアクトでした、ブラボー!!!

因みにローテーション・アクトの男性ハンドバランシングは、
このトラピスがお休みのときに観ることができました。
このハンドバランシングの男性アーティストもカッコイイ!
TOTEMは美形含有率がかなり高いですので、
その辺りも見どころです(笑)

ショー後半も見どころは沢山で、
幻想的で独創的な科学者の実験室、"Manipulation"!!
これはもう、アイデアの賜物というか、観ていて楽しいし、
このシーン全体が大好きです。
ミュージシャンズもサイエンティストの助手みたいに白衣を着て、
試験管をチャカポコ叩いて楽器にしています。
アクトも音楽も演出も素晴らしい!!

そして、キャラクターの一人である(今は男女二人いるのですが)、
"Amerindian Dancer"(または"Hoop Dancer")による
フープ・ダンスは、このショーのシンボルとしても重要なのですが、
このダンス、非常に「することの多い」、難しいダンスだなと思いました。
とても繊細でありながら、野性的。
手に持った5本のフープを巧みに操り、
ステップを踏みながら、体勢を変えるごとにフープの形を変えて、
色んな動物の姿を表現していきます。
自然に近い場所で生きてきた人々の踊りなのだなぁと、
刻々と変わるフープの姿に驚き、感動して観ていました。
(因みにフープダンスはショーの前半にも登場します。)

それから、"Roller Skates"!
障害物を越えたりという、使い方ではなくて、
フィギュアスケートのペアのように…
そう、例えば、くるくる回るオルゴール人形のようなのですが、
うーんと、これも観れば一目瞭然なのですが説明は難しい…
よろしかったら公式トレイラーをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=TsOzYup2_3Y
このアクト、とても濃厚です…特にフェロモンが!(笑)
演じているのはご夫婦なので納得なのですが、
いやもう、日本でこれを演じたら
…お客さんの半分くらいは赤面間違いなし、じゃないかと思います。
ショーの雰囲気が非常に濃密になるのです、
このカップルが舞台上に現れるだけで!
(注・別にお子さんが観ても大丈夫ですよ、念のため。)
これもとても危険だけど、とても美しい、
ロマンチックな演目でした。

そしてショーは、最後の演目、
夢にまでみた"Russian Bars"へと続きます。

つづく 

| TOTEM | - |
TOTEM!! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その4

2011〜12にかけて来日していたKOOZAのテーマは「原点回帰」。
高度なアクロバットを見せながらも、古き良き時代のクラウンの姿を際立たせ、
サーカス本来の楽しさを再確認する…というものだったと思います。

一方、TOTEMのテーマは"EVOLUTION"=「進化」です。
もちろん、生命の進化、種の進化がこの作品の大きなテーマ
なのですが、それ以上に、"サーカスの進化"を観客に見せよう、と
作られたショーなのではないかと強く感じました。

あの移動式のテントの中で、どれだけの世界を見せられるか、
どれだけ、イマジネーションを広げられるか。
TOTEMをつくった時点で考えられる、最高の技術、最高のスタッフ、
そして最高のキャストで、サーカスの新しい可能性へチャレンジし、
「これが進化したサーカスの姿だよ」と、
世界に示そうとしたしたのではないでしょうか。

私は、ラスベガスに行ったこともなく、
シルクの作品はサルティンバンコ2000以降の来日ツアーショーと、
ZEDしか観たことがありませんが(DVDならLa Noubaのみ観ています)
このTOTEMの中で、今まで生で観たことのある演目は、
ロシアン・バーと、ローテーションアクトである
男性のハンドバランシングのみ。
でも、このハンドバランシングも使っている台が初めて観るもので、
その独特の雰囲気も含めて、初見のように楽しめました。
他は全部、シルクのショーのなかでは、全く初めて観ました。

オープニングの"Bars"は、ちょっとコルテオの
スプートニクのようでもありますが、別物です。
アクロバットの組み立ても異なりますし、
舞台装置の狭い枠の中でのアクロバット、そして鉄棒の離れ業…!
パフォーマーの恐怖心って相当なものなのじゃないかと、
想像して身震いしてしまいました。
…オープニングはショーの"キモ"なので多くを語りません!

エアリアル・ストラップの持ち手の部分が吊り輪のような
"Rings"は、パフォーマーの技量もさることながら
(女性アーティストの力技なんて驚愕)、ビーチにおける
男女の恋の駆け引き的な演出や振付が為されていて、
舞台に現れただけで会場から、ヒューー!と歓声の上がるような
見目麗しい筋肉系男子と女子による茶目っ気たっぷりの仕種も
とても楽しい!今まで、こんな軽妙な雰囲気のアクトって、
シルクにはなかったんじゃないでしょうか?
…とても新鮮でした。

高い一輪車に乗ったまま、片足で蹴りあげた金属のボウルを
頭の上に重ねていく"ユニサイクル・アンド・ボウル"は、
中国の雑技出身の少女たちの妙技で、
この演目のときが、客席が一番沸いていたと思います。
もう、びっくりを通り越して、爆笑するお客さん多数(笑)
ありえなーい!、もう笑うしかない!! という感じで拍手喝采!
この演目に対するスタンディングオベーションも出るほど!
盛り上がり、半端なかったです。アクトはもちろん、
会場の様子がとても印象に残りました(笑)

手や足で小さなカーペットをくるくる回す"フット・ジャグリング"、
(ドラリオンのフット・ジャグリングは傘でしたよね)
長い棒を、肩や額でバランスをとりながら垂直に立て、
その上で様々なアクロバットを繰り広げる"Perches"は、
ともに、ロシアン・バー同様、モンテカルロで賞を獲った
チームの演じるもので、このショーを構成する
アーティスト達のレベルは相当なものだと思うのですが、
でも、そこはCirque du Soleil。
アクロバットの技だけで魅せるのではなく、
衣装や、照明や、映像や、諸々の演出も含めたかたちで、
生物とサーカスのEVOLUTIONを示してくれます。

フット・ジャグリングの双子の姉妹の
きびきびと、でもしなやかな動きに惚れ惚れとし、
特にPerchesは、アクトの導入部もユニークで、
男性らしくとてもcool!でした、カッコよかったです!!

先に、「短編小説のような」という表現を使った通り、
演目のひとつひとつが、それぞれ違う場所、違う時間の中で
繰り広げられている、完結した物語でもあるのですが、
それらが連続して、繋がってはじめて
"TOTEM"という、大いなる謎が解ける…
私自身は、このショーをそんな風に受け取りました。

↑ 出演者に宮海彦さんという日本人アーティストがいらっしゃるので、
テントの屋根には、日本の旗が!
私は特に国粋主義者でもなんでもありませんが、
遠く離れた異国の地で凛と翻る日本国旗…
国旗を見て、こんなに感動したのは生まれてはじめてかもしれません。

宮さんは、オープニングの"Bars"に出演されているカエルさんで、
なんと、TOTEMロゴの"T"を形作っている、
このショーの顔ともいえる、特別なカエルさん!! ↓ 

…リスペクトを込めて真似してみました…同じ水辺の生き物ですからっ!!(笑)
(中の人の手のみ特別出演。左指が攣りそう…;;)

まだまだ、つづく!

| TOTEM | - |
TOTEM! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その3

ここまできて、やっとショーのことを書き始めるわけなのですが
(いつも前置きが長くて、スミマセン…;;;;;)
まだ来日していないショーでもありますし、
どこから書いていいのか、どこまで書いていいのか…
ちょっと悩んでしまうのですが、
演目の詳細については多くを語らずに、
ワシントンの会場の雰囲気や、お客さんの反応、
そして、このショーのイメージをお伝えするということを念頭に置いて
記事を書いてみようかと思います。

だから、すごく判りにくくて、抽象的で、一部少々のネタバレを含む
(大きなネタばらしはしない!…つもりです)
読む方にとっては、あまりメリットの無い記事になってしまいそうですが、
ご興味とお時間のある方のみ、お付き合い頂ければ幸いです…。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

(そもそも、観る前からTOTEMにどっぷり恋していたので、
初見でも、私の目には色んなフィルターがかかっていたと思います・笑
色々差し引いて、お読み頂いた方がよいのかも知れません…)

↑ テント前の広場には、TOTEMペイントされたツアートレイラーが
配置されていたりして、お客さん達の記念写真ポイントにもなっていました。





さて、肝心のショーですが…
日本からはるばる、ものすっっごく期待して観に来ました。
このTOTEMを観に行くきっかけとなったロシアン・バーは
いくつフォーメーションがあるかまで把握して、がっつり予習。
でも、他の演目や演出などについては、出来るだけ事前に知識を入れないよう、
頑張りました…それでも、トレイラー(予告編)やいくつかのメイキング、
海外メディアの作った特集番組など、結構観てしまい(我慢できなくて、つい;)
演目の順番さえ知らないけれど、出演者の情報はよく知っているという、
とてもアンバランスな知識でショーに臨みました。

結果、感想ですが、
やっぱり、素晴らしかったし、遠くまで観に行った甲斐がありました。
はい、声を大にして言いたい…
大好きです!!!

公式のHPなどで謳われているこのショーのテーマは、ざっくり表現すると、
「両生類から人類に至る進化の過程と、ヒトの空への憧れを辿る壮大な旅」
でも、ご存じの通り、シルクのショーは観る人によって色々と印象も、
それからテーマも変容するので(観客によって色んな物語や見方が生まれる
ことを彼等自身歓迎していることが、シルクの大きな魅力だと思っています)
このTOTEMも、観る人によって印象が違うと思います。

ただ、ネット上のレビューで(英語・日本語問わず)、割とよく目にした感想が、
このショーは「物語やテーマ性を追いにくい」というもの。
でも、私自身の感想からすると、そんなことありませんでした。

太古の水辺から、宇宙の渚までの"グレート・ジャーニー"。
様々な時間と空間のなかで展開される、ヒトの進化の物語はもちろんですが、
種を超えた「生命の輪」のなかで繰り広げられる
空に憧れる生き物たちの挑戦の物語、
あるいは、進化の謎を探求する科学者の物語、
そして、運命の恋人たちの出会いの物語…
色んなテーマが折り重なって、とても深いな、と感じました。

KOOZAのトリックスターやイノセントのように判り易く明確な、
物語の主人公にしてガイド、という役回りがいないせいかも知れませんが、
底に流れる大きなテーマにそって、ひとつづつの演目が
短編小説のように展開され(場面ごとに舞台設定が変わるので)、
それが集まって「進化」という大きなテーマを物語っていると思いました。

そして、その進化の原動力となるのは、空を飛びたいという望みだったり、
愛する人と結ばれたいという願いだったり、
そんな思いが太古から繰り返されて、
生き物は、重力からさえ解き放たれて宇宙へも飛び出すことができたのだと、
広い視点から進化を俯瞰できる、胸が熱くなるような、素晴らしいショーでした。


…やっぱり、ぜんぜんまとまりません、すみません…;;;;;;;;

こんな感じで、つづく 

| TOTEM | - |
Blue and Yellow Grand Chapiteau〜かっぱ、TOTEMへ行く その2

ワシントンD.C.のTOTEM会場は
"The Plateau at National Harbor."
チケットにはそう書かれていました。

ナショナル・ハーバーは、ポトマック川沿いに
新しくつくられた小さな街で、
洒落たレストランやホテル、センスの良さそうなショップもあり、
規模はだいぶ違いますが、ちょっとお台場っぽいかも?
お台場のように大きなショッピングモールは建っていませんが、
国際コンベンションなどの行われる、大型ホテルがあります。

「地球の歩き方」のワシントン版に、ナショナル・ハーバーの事も
少しは紹介されていますが、なにせ土地勘がないので、
実際に行ってみるまで、DCのホテルからどのくらい遠いのか、
どのくらいの時間がかかるのか判りませんでした。
たぶん、タクシーなら1時間はかからないだろうと予想して、
ホテルの人にお願いして、タクシーの運転手さんに
ナショナル・ハーバーまでの時間と料金を聞いてもらったら、
だいたい35ドル、30分くらい、ということでした。

既にショーの開始時間まで、あと約1時間。他の交通機関では
もう絶対間に合わない時間だったので、そのままそのタクシーに
乗せてもらって、一路、ナショナルハーバーへ向かいました。

ナショナル・ハーバーはDC内ではなく、実はメリーランド州で、
タクシーの運転手さんたちにナショナル・ハーバーお願いします、と
告げると彼等は一様に「ああ、Oxon Hillね!」という反応。
グーグルの地図で見たら、ナショナル・ハーバーのメインストリートから
テントまでも、ちょっと離れているようだし
…これ現地までどうやって行くんだろう?
実際にテントを見るまで、本当に辿りつけるのかちょっと不安でした。

TOTEMの公式ホームページには、テントまでの交通手段として
地下鉄からシャトルバスに乗り換える方法が紹介されていたり、
それとは別に、DCのユニオン駅から、ハーバーの大型ホテル行きの
シャトルバスが運行されているという情報も得ていたのですが、
途中で迷って行きつけないと困りますし(私は方向音痴です;;)、
この旅中は、ちょっと贅沢ですが、ホテルからテントまで、
往復タクシーを使うことに決めました。

さて、タクシーの運転手さんと拙い英語で世話話をしながら、
車に揺られること約20分。右側に水辺の風景が広がってきたので、
この辺がハーバーかな?と左側の丘の上に視線を移すと、
青と黄色の鮮やかなテントが目に飛び込んできました。
タクシーの後部座席で、一人でテンション、ダダ上がり!!(笑)

写真には撮れませんでしたが、そのときのテントのある風景は
瞼の裏に焼きついて、きっと生涯忘れることはないと思います。

ナショナルハーバーの入口に建つビルにもこんな広告が!↓

しかし、タクシーにはナショナル・ハーバーとお願いしたので、
街のメインストリートで降ろされてしまいました…;
テントの立つ丘まで、どうやって行くのだろう?と、少々困って辺りを見回したら、
(ちょっと歩いてみたのですが、丘に続く歩道らしきものは見当たりませんでした)
メインストリートに、会場までのシャトルバスが待機していました。

バスは、乗客がある程度溜まったら、その都度テントまで運ぶという感じで、
ピストン輸送を繰り返しているようでした。もちろん無料です。

私も結局、このバスに乗って、テントを目指すこととなりました。
バスに乗りこんで座っていると、すぐに発車。
丘の上に向けて、約数分の短いドライブでしたが、
結構な上り坂だし、実は歩くと20分位はかかると思います。

バスを降りて、緩やかに続くスロープを上りきると、
そこに立っているのが、Blue and Yellow Grand Chapiteau!!
私には、まるで、夢のお城のようにさえ見えました。

開演まで、まだ暫く時間があったので、
テント前の広場に置かれたベンチの一つに腰掛けて、
ふわふわと夢見ごごちのまま、テントの姿を眺めていました。

このテントを観ただけで、既に感慨無量で胸がいっぱい(笑)
その上、今から"TOTEM"観る、という現実…。

「これ夢じゃないの…?」

なんだか、もういろいろと状況を飲みこめないまま、
興奮と感動(と、たぶん少々の時差ぼけを含む)でぼぅっとした意識で、
エントランスに向かう人々と一緒に、
青と黄色のテントの中に入って行きました。

つづく 

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ふたたび、夢のなかへ〜かっぱ、TOTEMへ行く その1
まさか、Cirque du soleilのショーを観るために、
アメリカに渡ることになるなんて…!?
自分の人生にそんなイベントが発生するなんて、
帰国して間もない今でさえ信じられません。

海外旅行に行くなら、いつだって教会や美術館があって
古い街並みの残るヨーロッパが最有力候補。
アメリカだったら…行きたい美術館やブロードウェイのある
ニューヨークなら、選択肢に入ったかもしれないのですが、
(当初、TOTEMもNYに観に行く計画だったのですが、
ツアースケジュールが合わずに、敢え無く断念T_T
しかし、まさかワシントンに行くことになるなんて…。
本当に、人生はわからないものです。

でも、よく知られている通り、
ワシントンには魅力的な美術館、博物館が沢山あるのです。
筆頭は言わずと知れたスミソニアン!そしてナショナル・ギャラリー!!
もちろん、アメリカの首都なので、他にも見どころは沢山
あるのですが、今回の旅の目的を、あれこれ欲張らず
「無事にTOTEMを観て家に帰ること」のみに絞ったので、
ただそれだけをクリアするために、
ショーを観る以外は殆どノープランで出発しました。

今回、TOTEM旅行に出掛けるにあたって、使える日数は5日間。
ストレス無く機内での時間を過ごすことができて、
現地での滞在時間を長くするために、選択したのは日系航空会社の直行便。
実は、飛行機が結構苦手なので、往復約13時間ずつのフライトは
ちょっと怖かったのですが、この超ワガママ旅に同行してくれた友人や、
偶然同じ列に座った方とのお話が弾んだこともあり、
また、前日24時間不眠不休でもあったので(出掛ける準備でてんやわんやの為)
お酒を飲んでゆっくり睡眠をとったり…と、
思いの外快適に過ごすことができました。

そして、無事にワシントンにあるダレス国際空港に到着!
初、アメリカ上陸!!(もしかして、最初で最後かも?)

なんだかだだっ広くて、ああアメリカ〜って感じの空港です。
(あくまで私のイメージです!)
入国審査は、瞳の虹彩や、両手の指紋の照会があって、
係官から2〜3の質問を受けて…という感じで、
一人一人に割と時間がかかります。

そして無事に入国を認められ、空港を出て、
シャトル・バン(乗合タクシーみたいなものです)に乗り込み、
途中、ペンタゴン(アメリカ国防総省)やアーリントン墓地らしきものを
横目に見ながら、約1時間でワシントンD.C.のホテルに到着しました。
実は今回、本当にワシントンの街中の写真を撮っておらず、
文章でお伝えするしかないのですが、
区画の整った綺麗な街で、さすが首都だなぁ、というのが第一印象。
高層ビルはありませんが、建物の一つ一つが大きくて威厳があります。

そして、人種差別が他の地域より少ないせいもあって、
アフリカ系アメリカ人の比率が人口の50%(あるいはそれ以上)を
占めるそうなのですが、確かに、道行く人に黒人が多かったです。
市中を殆ど出歩いていないので、多くは語れませんが、
街頭はゴミや落書きなどあまり見当たらず、まぁ、どこの街でもそうですが、
危険な場所を避けて、深夜に一人歩きなどをしなければ、
そして自分自身のうっかりに気を付けていれば、
治安に関しては、さほど神経質にならなくてもいいのでは?と思いました。
(…何が起こっても自己責任なので、警戒の程度は人それぞれ、ですが)

↑ ワシントンで唯一撮った観光地、アメリカ合衆国国会議事堂!!
ただ通りかかったから撮っただけ。そう言えば、これ以外は何も撮ってない…;;
ホワイトハウスやスミソニアンの博物館群、
それから、ワシントン記念塔はタクシーの窓から眺めた程度です。
使った交通機関も、空港からは往復シャトル・バン、
あとは、時間の有効利用のため、ひたすらタクシー利用でした。
すべては"TOTEM"のため!
ここまで特化すると、我ながらいっそ清々しい!!(笑)
お陰で、短いながら、全く悔いの残らない旅となりました。

シャトル・バンでホテルに到着後、チェックインにはまだ早い時間だったので、
荷物をホテルに預けて、同行の友人とは別行動。
彼女はお買い物。そして、私はホテル前からタクシーで
TOTEMのテントの立っているナショナルハーバーへ向かいました。

ショーの開始まで、あと1時間。
夢見た時間の始まりでした。

つづく  

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