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<< August 2017 >>
ずっと放置しておりまして…
はい、また懲りずに復活しました。
これからも、好きなものに偏って更新を続けたいと思います。
今の「好き」は、Cirque du Soleil!
もう目標は設定せずに、書きたいときに書きたいものを!
ブログ名は(仮)の筈だったのですが、
もう、いいです、ずっと仮免のままで(笑)
そんなグダグダなブログです。
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TOTEM!!! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その5

…Saltimbanco編のように長くならず、サクッと書くつもりだったのですが、
やっぱり話が長くてスミマセン…;;説明下手なんです、よく言われます(涙)
お付き合い頂いている方々、どうもありがとうございます!!

さて、TOTEMにも他のシルクのショーと同じように、
クラウンをはじめ、様々なキャラクターが登場します。
でも、クラウン&キャラクターの存在も、
他のショーとひと味もふた味も違います。

今回のクラウンは、自意識過剰、女の子大好き、自分はもっと大好き、な
イタリアン伊達男(イタリアン・ツーリストと呼ばれているようです)。
このステレオタイプ?で、空気読めない困ったヒト、でも憎めない
イタリアンを演じているのが、本物のイタリアンというのが可笑しいです。
クラウンはもう一人いるのですが(こちらはフィッシャー・マン)、
この方は、ショーの間中、一言もしゃべりません。
でも見事な芸を披露します!
この二人のクラウンの在りようも、とてもユニークだとな思いました。

そしてやっぱり…シモネタって万国共通の鉄板ネタなのですねぇ(笑)
日本ではどうやって笑わせるのか…
なかなか難しい問題かもしれないのですが、
来日の際はぜひ頑張って頂きたい!!

また、それぞれの演目が、今までの他のショーよりも、
明確なストーリーに則って作られているように感じたので、
パーフォーマーが全員キャラクターのように
はっきりとした個性を表現するように演じられている、とも思いました。

TOTEMのガイドである"Tracker"や"Scientist"も、
キャラクターであると同時に、各々の演目を持っていますし、
更に!ミュージシャン達も、深くショーの進行に関わります。
…KOOZAでミュージシャン達がバタクランから
全く出てこなかったため(ドラムだけはは目立ちましたけど)、
ミュージシャン贔屓の自分的には大変残念でしたので、
TOTEMでのミュージシャン達の活躍は大満足!!

TOTEMの音楽は、ネイティブアメリカン的な音やリズムや
言語をベースにしながらも、インド、アジア、アラブ、スペイン、イタリア…
そして'60s Surf Rock風?!まで幅広く、時に切なく、
時に底抜けに楽しく、変幻自在に聴かせてくれます。
楽器の特徴としては、打楽器と笛(フルートもリコーダーも使っているよう)。

このショーのミュージシャンズは、個人的に物凄くツボで、
衣装もとてもカッコイイし(クラッシックな軍服
+ネイティブアメリカン風アクセサリーmix)、
シンガーも男女2人ずついて、それぞれの個性が全く異なるので
(パンフレットに"Singer"として紹介されているのは
男女一人ずつですが、TOTEMのアルバムのクレジットによると、
ミュージシャンの中にボーカルも務める男女が
もう一人ずついらっしゃいます)、非常に多彩です。
女性の衣装もセクシー&ゴージャスで素敵!

そして、ステージから降りてきたり、キャラクターと絡んだりと大活躍!
後半オープニングでの"Toreador"の場面、
ミュージシャンブースから出てきた彼等ををじっくり眺めるチャンスでもあるし、
トラッカーの雰囲気や"Devil Sticks"も素晴らしいし、
なにより、この時ボーカルを務める男性ミュージシャン
(ドラム&パーカッションを担当されていますが、
この場面ではアコースティックギターを弾いています、多才!)の
歌声がセクシーで!////聴き惚れました///////

大好きなミュージシャンズの魅力全開で、
どこ観たらいいの〜!?で始まる後半ですが、
ここで、ロシアン・バーと同じくらい楽しみにしていた
"Fixed Trapeze Duo"を観ることができて
とても嬉しかったです。
(丁度、私が観賞した日が、オリジナルのペアが抜けた後に
新しいペアが入って初舞台!というタイミングだったようなのです。
もうワシントンでは、このアクト観られないかも…と、
半ば諦めていたので、超ラッキー!でした!!)

この"Fixed Trapeze Duo"は、揺らさないトラピスです。
(このパートは"Love Birds"とも呼ばれています)
一人乗りより、ちょっと長いバーのブランコの上で繰り広げられる、
男女ペアによる超絶アクロバット!練習風景の映像など観た時も
「ヘェェェッ!!??ブランコの上でこんなことができるの!?」と
驚愕だったのですが、生で観て、高さの実感が加わると
さらに迫力&驚愕・・・
いくら下にマット敷いてるからって、頭から落ちたらどうするの〜!?と
心配になる場面満載で、ハラハラドキドキ、超スリリング!
それで、初々しい男女の(鳥の)恋物語を演じているので、スリリング倍増!
ちょっとタイミングがずれたたけで、即、命に関わるような危険と
隣り合わせのトラピス上で、こんな愛らしいストーリーを演じられるなんて…!
いや、可憐で危険。素晴らしいアクトでした、ブラボー!!!

因みにローテーション・アクトの男性ハンドバランシングは、
このトラピスがお休みのときに観ることができました。
このハンドバランシングの男性アーティストもカッコイイ!
TOTEMは美形含有率がかなり高いですので、
その辺りも見どころです(笑)

ショー後半も見どころは沢山で、
幻想的で独創的な科学者の実験室、"Manipulation"!!
これはもう、アイデアの賜物というか、観ていて楽しいし、
このシーン全体が大好きです。
ミュージシャンズもサイエンティストの助手みたいに白衣を着て、
試験管をチャカポコ叩いて楽器にしています。
アクトも音楽も演出も素晴らしい!!

そして、キャラクターの一人である(今は男女二人いるのですが)、
"Amerindian Dancer"(または"Hoop Dancer")による
フープ・ダンスは、このショーのシンボルとしても重要なのですが、
このダンス、非常に「することの多い」、難しいダンスだなと思いました。
とても繊細でありながら、野性的。
手に持った5本のフープを巧みに操り、
ステップを踏みながら、体勢を変えるごとにフープの形を変えて、
色んな動物の姿を表現していきます。
自然に近い場所で生きてきた人々の踊りなのだなぁと、
刻々と変わるフープの姿に驚き、感動して観ていました。
(因みにフープダンスはショーの前半にも登場します。)

それから、"Roller Skates"!
障害物を越えたりという、使い方ではなくて、
フィギュアスケートのペアのように…
そう、例えば、くるくる回るオルゴール人形のようなのですが、
うーんと、これも観れば一目瞭然なのですが説明は難しい…
よろしかったら公式トレイラーをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=TsOzYup2_3Y
このアクト、とても濃厚です…特にフェロモンが!(笑)
演じているのはご夫婦なので納得なのですが、
いやもう、日本でこれを演じたら
…お客さんの半分くらいは赤面間違いなし、じゃないかと思います。
ショーの雰囲気が非常に濃密になるのです、
このカップルが舞台上に現れるだけで!
(注・別にお子さんが観ても大丈夫ですよ、念のため。)
これもとても危険だけど、とても美しい、
ロマンチックな演目でした。

そしてショーは、最後の演目、
夢にまでみた"Russian Bars"へと続きます。

つづく 

| TOTEM | - |
TOTEM!! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その4

2011〜12にかけて来日していたKOOZAのテーマは「原点回帰」。
高度なアクロバットを見せながらも、古き良き時代のクラウンの姿を際立たせ、
サーカス本来の楽しさを再確認する…というものだったと思います。

一方、TOTEMのテーマは"EVOLUTION"=「進化」です。
もちろん、生命の進化、種の進化がこの作品の大きなテーマ
なのですが、それ以上に、"サーカスの進化"を観客に見せよう、と
作られたショーなのではないかと強く感じました。

あの移動式のテントの中で、どれだけの世界を見せられるか、
どれだけ、イマジネーションを広げられるか。
TOTEMをつくった時点で考えられる、最高の技術、最高のスタッフ、
そして最高のキャストで、サーカスの新しい可能性へチャレンジし、
「これが進化したサーカスの姿だよ」と、
世界に示そうとしたしたのではないでしょうか。

私は、ラスベガスに行ったこともなく、
シルクの作品はサルティンバンコ2000以降の来日ツアーショーと、
ZEDしか観たことがありませんが(DVDならLa Noubaのみ観ています)
このTOTEMの中で、今まで生で観たことのある演目は、
ロシアン・バーと、ローテーションアクトである
男性のハンドバランシングのみ。
でも、このハンドバランシングも使っている台が初めて観るもので、
その独特の雰囲気も含めて、初見のように楽しめました。
他は全部、シルクのショーのなかでは、全く初めて観ました。

オープニングの"Bars"は、ちょっとコルテオの
スプートニクのようでもありますが、別物です。
アクロバットの組み立ても異なりますし、
舞台装置の狭い枠の中でのアクロバット、そして鉄棒の離れ業…!
パフォーマーの恐怖心って相当なものなのじゃないかと、
想像して身震いしてしまいました。
…オープニングはショーの"キモ"なので多くを語りません!

エアリアル・ストラップの持ち手の部分が吊り輪のような
"Rings"は、パフォーマーの技量もさることながら
(女性アーティストの力技なんて驚愕)、ビーチにおける
男女の恋の駆け引き的な演出や振付が為されていて、
舞台に現れただけで会場から、ヒューー!と歓声の上がるような
見目麗しい筋肉系男子と女子による茶目っ気たっぷりの仕種も
とても楽しい!今まで、こんな軽妙な雰囲気のアクトって、
シルクにはなかったんじゃないでしょうか?
…とても新鮮でした。

高い一輪車に乗ったまま、片足で蹴りあげた金属のボウルを
頭の上に重ねていく"ユニサイクル・アンド・ボウル"は、
中国の雑技出身の少女たちの妙技で、
この演目のときが、客席が一番沸いていたと思います。
もう、びっくりを通り越して、爆笑するお客さん多数(笑)
ありえなーい!、もう笑うしかない!! という感じで拍手喝采!
この演目に対するスタンディングオベーションも出るほど!
盛り上がり、半端なかったです。アクトはもちろん、
会場の様子がとても印象に残りました(笑)

手や足で小さなカーペットをくるくる回す"フット・ジャグリング"、
(ドラリオンのフット・ジャグリングは傘でしたよね)
長い棒を、肩や額でバランスをとりながら垂直に立て、
その上で様々なアクロバットを繰り広げる"Perches"は、
ともに、ロシアン・バー同様、モンテカルロで賞を獲った
チームの演じるもので、このショーを構成する
アーティスト達のレベルは相当なものだと思うのですが、
でも、そこはCirque du Soleil。
アクロバットの技だけで魅せるのではなく、
衣装や、照明や、映像や、諸々の演出も含めたかたちで、
生物とサーカスのEVOLUTIONを示してくれます。

フット・ジャグリングの双子の姉妹の
きびきびと、でもしなやかな動きに惚れ惚れとし、
特にPerchesは、アクトの導入部もユニークで、
男性らしくとてもcool!でした、カッコよかったです!!

先に、「短編小説のような」という表現を使った通り、
演目のひとつひとつが、それぞれ違う場所、違う時間の中で
繰り広げられている、完結した物語でもあるのですが、
それらが連続して、繋がってはじめて
"TOTEM"という、大いなる謎が解ける…
私自身は、このショーをそんな風に受け取りました。

↑ 出演者に宮海彦さんという日本人アーティストがいらっしゃるので、
テントの屋根には、日本の旗が!
私は特に国粋主義者でもなんでもありませんが、
遠く離れた異国の地で凛と翻る日本国旗…
国旗を見て、こんなに感動したのは生まれてはじめてかもしれません。

宮さんは、オープニングの"Bars"に出演されているカエルさんで、
なんと、TOTEMロゴの"T"を形作っている、
このショーの顔ともいえる、特別なカエルさん!! ↓ 

…リスペクトを込めて真似してみました…同じ水辺の生き物ですからっ!!(笑)
(中の人の手のみ特別出演。左指が攣りそう…;;)

まだまだ、つづく!

| TOTEM | - |
TOTEM! 〜 かっぱ、TOTEMへ行く その3

ここまできて、やっとショーのことを書き始めるわけなのですが
(いつも前置きが長くて、スミマセン…;;;;;)
まだ来日していないショーでもありますし、
どこから書いていいのか、どこまで書いていいのか…
ちょっと悩んでしまうのですが、
演目の詳細については多くを語らずに、
ワシントンの会場の雰囲気や、お客さんの反応、
そして、このショーのイメージをお伝えするということを念頭に置いて
記事を書いてみようかと思います。

だから、すごく判りにくくて、抽象的で、一部少々のネタバレを含む
(大きなネタばらしはしない!…つもりです)
読む方にとっては、あまりメリットの無い記事になってしまいそうですが、
ご興味とお時間のある方のみ、お付き合い頂ければ幸いです…。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

(そもそも、観る前からTOTEMにどっぷり恋していたので、
初見でも、私の目には色んなフィルターがかかっていたと思います・笑
色々差し引いて、お読み頂いた方がよいのかも知れません…)

↑ テント前の広場には、TOTEMペイントされたツアートレイラーが
配置されていたりして、お客さん達の記念写真ポイントにもなっていました。





さて、肝心のショーですが…
日本からはるばる、ものすっっごく期待して観に来ました。
このTOTEMを観に行くきっかけとなったロシアン・バーは
いくつフォーメーションがあるかまで把握して、がっつり予習。
でも、他の演目や演出などについては、出来るだけ事前に知識を入れないよう、
頑張りました…それでも、トレイラー(予告編)やいくつかのメイキング、
海外メディアの作った特集番組など、結構観てしまい(我慢できなくて、つい;)
演目の順番さえ知らないけれど、出演者の情報はよく知っているという、
とてもアンバランスな知識でショーに臨みました。

結果、感想ですが、
やっぱり、素晴らしかったし、遠くまで観に行った甲斐がありました。
はい、声を大にして言いたい…
大好きです!!!

公式のHPなどで謳われているこのショーのテーマは、ざっくり表現すると、
「両生類から人類に至る進化の過程と、ヒトの空への憧れを辿る壮大な旅」
でも、ご存じの通り、シルクのショーは観る人によって色々と印象も、
それからテーマも変容するので(観客によって色んな物語や見方が生まれる
ことを彼等自身歓迎していることが、シルクの大きな魅力だと思っています)
このTOTEMも、観る人によって印象が違うと思います。

ただ、ネット上のレビューで(英語・日本語問わず)、割とよく目にした感想が、
このショーは「物語やテーマ性を追いにくい」というもの。
でも、私自身の感想からすると、そんなことありませんでした。

太古の水辺から、宇宙の渚までの"グレート・ジャーニー"。
様々な時間と空間のなかで展開される、ヒトの進化の物語はもちろんですが、
種を超えた「生命の輪」のなかで繰り広げられる
空に憧れる生き物たちの挑戦の物語、
あるいは、進化の謎を探求する科学者の物語、
そして、運命の恋人たちの出会いの物語…
色んなテーマが折り重なって、とても深いな、と感じました。

KOOZAのトリックスターやイノセントのように判り易く明確な、
物語の主人公にしてガイド、という役回りがいないせいかも知れませんが、
底に流れる大きなテーマにそって、ひとつづつの演目が
短編小説のように展開され(場面ごとに舞台設定が変わるので)、
それが集まって「進化」という大きなテーマを物語っていると思いました。

そして、その進化の原動力となるのは、空を飛びたいという望みだったり、
愛する人と結ばれたいという願いだったり、
そんな思いが太古から繰り返されて、
生き物は、重力からさえ解き放たれて宇宙へも飛び出すことができたのだと、
広い視点から進化を俯瞰できる、胸が熱くなるような、素晴らしいショーでした。


…やっぱり、ぜんぜんまとまりません、すみません…;;;;;;;;

こんな感じで、つづく 

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